2021年11月6日、静岡県浜松市で開催された第55回日本側弯症学会学術集会で、「成育基本法と関連する諸施策について~側弯と学校健診、こども庁創設に向けて~」をテーマに講演させていただきました。
講演では、まず、成育基本法の立法経緯や、2021年2月に閣議決定された成育医療等基本方針に「学童期における側弯症などの疾病を学校健診で早期に発見し、支援につなげていく環境整備に向けた検討を行う」と明記されており、今後の進展が期待されることなどをお話ししました。
併せて、学校健診の充実など、文部科学省、厚生労働省など省庁の垣根を越えた取り組みの推進には、抜本的な行政機構の見直しも必要であるため、「こども庁」創設への取り組みも、成育基本法の理念を具体化する施策としてご紹介させていただきました。
学会での講演の機会を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。