昨年は7月の当選以来、日々を駆け抜けることにまだまだ必死な毎日ですが、今年は参議院厚生労働委員会で審議する法律や自民党の部会以外にも、具体的に7つの大きなテーマを定めて、より一層確実に政策の実現に努めていきたいと思います。
今年の中心的なテーマは以下になります。
1)医師のキャリアデザイン 医師のキャリアデザインの為の厚労省、文科省などの省庁横断的な取組みを進め、ジェネラルを初期にしっかりと習得できるような教育体制を整える。また医師の生涯教育の大切さと地域医療におけるかかりつけ医の役割の重要性を認識した専門医機構の在り方も注視していく。
2)地域医療と救急医療 地方における医療介護人材確保や救急医療問題の諸問題の改善に中長期的に取り組む。また在宅や尊厳ある人生の終わりの在り方についても議論を深めていくこととする。
3)医療分野のICT化 医療のみならず公衆衛生学的にも国民医療に資するシステムを構築するため、効果的なICT導入に向けて、「自民党IT戦略特命委員会」幹事としても積極的に活動していく。
4)子どもを取り巻く環境 成育基本法早期成立を含め、子どもを取り巻く環境整備を更に推進、自民党が掲げる「一億総活躍社会」実現においても病児保育をはじめとした諸課題に具体的な提言をしながら取り組んでいく。
5)男女共同参画と医療の勤務環境整備 「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」を1月27日に設立、事務局長に就任。医療職女性ひいては全ての働く女性及び男性の働き方に貢献することを目指す。
6)医学、薬学の研究開発の促進 昨年より問題となっている高額薬価抑制が研究の萎縮に繋がらぬよう税制面からも支援していく。
7)医療財源 税制の所得再分配機能強化という根本的な議論を再興しつつ、医療費適正化については医療人自らが提案できる様々な施策があることから、発言を行っていく。
国政の場に送り出してくださった意義を皆様方に感じていただけるよう精一杯、諸課題に真摯に取組み頑張ってまいりますので、ご支援ご指導いただければ心より嬉しく思います。
詳細は、「掲載記事」欄の m3.com 医療維新(平成29年2月9日)(PDF) にてインタビュー形式で語っておりますので、クリックしてご一読くだされば幸いです
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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