2025年2月27日(木)超党派 脳卒中・循環器病対策フォローアップ議員連盟(会長田村憲久衆議院議員)第8回総会が開催されました。
議事3では、厚生労働省 健康・生活衛生局 がん疾病対策課の鶴田真也課長から循環器病対策の現状に関する報告があり、医政局 特定医薬品開発支援・医療情報担当の田中彰子参事官からは国の医療デジタルトランスフォーメーション(DX)の進捗状況について報告いただきました。
続く議事4では、国立研究開発法人国立循環器病研究センターの企画戦略局長である北波孝氏より循環器病DBシステムの構築に向けた取り組みについて報告いただきました。循環器病には、先天性心疾患など小児期から注意が必要な疾患から、生活習慣が影響する心筋梗塞や脳卒中、高齢期に起こりやすい疾患まで様々なものがあり、対策のためには他の公的データベースと連結し生涯にわたって縦断的に診療情報を収集する枠組が必要だとお話しいただきました。
議事5では、脳卒中・循環器病対策について4団体と脳卒中経験者よりヒアリングを行いました・脳卒中・心臓病等総合支援センター事業費の確保
・脳卒中・循環器病患者への支援の充実
・脳卒中・⼼臓病を防ぐための⽣活習慣の⾒直し
・学習指導要領に心血管疾患の教育を加える
・急性心筋梗塞など心疾患におけるデータベースの確立
・予算規模の不均衡などの様々な意見や要望をお受けいたしました。
参加団体や国会議員から多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。
脳卒中・循環器病対策に取り組み、国民の啓発や医療・地域との連携を強化するため、今後も超党派での議論を重ねながら、継続的な取り組みを行って参ります。
《資料》
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