2026年6月19日 「小児がん治療等推進勉強会」を開催
- 6月19日
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2026年6月19日(金)、「小児がん治療等推進勉強会」を開催しました。小児がんに関わる医療関係者、患者団体、製薬業界、関係省庁の皆様にご参加いただき、小児がん医療を取り巻く現状と課題について幅広く議論を行いました。
日本では毎年約2,000~2,500人の子どもたちが小児がんと診断されます。治療成績は向上している一方で、再発・難治例に対する新たな治療法の開発や、治療後の長期フォローアップ、成人診療科への円滑な移行(移行期医療)など、多くの課題が残されています。
特に今回の勉強会では、小児がん領域における「ドラッグ・ラグ/ロス」の問題について重点的に議論しました。患者数が少ない希少疾患であることから、日本では新薬開発が進みにくく、欧米で承認されている薬剤の多くが国内で使用できない状況が続いています。国際共同治験への積極的な参加や、研究開発体制の強化の必要性について、参加者の皆様と認識を共有しました。
また、国立がん研究センター中央病院 国際開発部門 部門長 荒川渉先生から、小児がん新薬開発プラットフォーム構想についてご説明いただきました。国立がん研究センター中央病院を中心に、小児がん拠点病院や関係機関が連携し、国際共同試験への参加促進、人材育成、開発支援機能の強化を図ることで、日本の子どもたちが世界標準の治療へより早くアクセスできる環境整備を目指すものです。
さらに、治療研究のみならず、教育支援や就学・就労支援、家族支援など、治療後の人生を見据えた包括的な支援の重要性についても意見交換を行いました。
今後、関係者の皆様のご意見を踏まえながら、小児がん新薬開発プラットフォームの実現、国際共同治験への参加促進、小児がん専門人材の育成、患者・家族支援の充実に向けて取り組んでまいります。
すべての子どもたちが必要な治療と支援を受け、希望を持って未来を歩むことができる社会の実現に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。















